2026年2月、ノバルティスAGは、ムンバイ上場のノバルティス・インディアに対する70.68%の全保有株式を、インドのプライベートエクイティ会社クリスキャピタルが率い、ウェイブライズ・インベストメンツとトゥー・インフィニティ・パートナーズも参加するコンソーシアムに144億6000万ルピーで売却することで合意した。同コンソーシアムは同時に、さらに最大26%を1株860.64ルピーで取得する義務的公開買付けを発表した。総額は約55億2500万ルピーとなる。

今回の撤退は、ノバルティスが2024年2月に開始した戦略的事業見直しに続くものである。ノバルティス・インディアの12カ月間売上高は、2022年12月の65億5000万ルピーから、2025年12月末までに49億3000万ルピーへと減少した。最大の収益源であるビマダは、特許切れとなり後発医薬品との競争に直面した結果、25億8000万ルピーから18億ルピーへと落ち込んだ。

ノバルティスは今回の売却を「純粋な革新的医薬品企業への転換」を完了するものと位置づけ、効率的で持続可能な長期的成長に向けて事業基盤を適応させたと説明した。同社は完全子会社のノバルティス・ヘルスケア・ピーヴイティー・リミテッドを通じてインドに留まる。同社は商業部門、ハイデラバードのコーポレートセンター、300以上の治験実施施設にわたる研究開発、そしてインド最大の製薬グローバル・ケイパビリティ・センターを有し、9,000人超を雇用している。これは同社の全世界従業員の約11%に相当する。

市場の反応は即座だった。ノバルティス・インディアの株価は1日の上限である20%高まで急騰し、BSEで996.5ルピーで取引を終えた。一方、センセックスは0.38%の上昇だった。本取引は条件を満たすことを前提に、2026年の9月四半期に完了する見込みだった。ノバルティス・インディアが2022年にドクター・レディーズ・ラボラトリーズと締結した導入・販売契約への影響は、依然として不明である。

70.68%の持分に対して144億6000万ルピー、さらに最大26%について最大55億2500万ルピーの公開買付け。発表を受け、ノバルティス・インディアの株価は20%高の996.5ルピーで取引を終えた。

上場子会社の収益構造は構造的に悪化していた。主力薬の独占販売権喪失により、売上高は3年間で4分の1減少した。

上場事業体を売却することで、ノバルティスは戦略上重要な部分、すなわち革新的医薬品の商業活動、ハイデラバードのGCC、臨床開発の完全な支配を維持できた。

これは、アルコン眼ケア事業のスピンオフなどの動きに続き、ノバルティスが数年前に開始した純粋な事業への再集中の締めくくりとなる動きである。

コンソーシアムによる860.64ルピーでの公開買付けは少数株主に退出の道を提供し、規制上の完了を円滑にした。

市場の上場事業体から撤退することは、市場から撤退することではない。戦略に合致する保有事業は維持し、収益構造がもはや合わなくなった事業体を売却することである。

取引完了は条件を満たすことを前提に2026年の9月四半期に見込まれていた。ドクター・レディーズは、ノバルティスの既存ブランドに関する販売契約の行方についてコメントするには時期尚早だと述べた。一方、ノバルティスはインドで心血管・腎臓・代謝領域および腫瘍領域のポートフォリオを拡大し続けた。

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出典

  1. Novartis exits India arm, ChrysCapital-led group buys 70.68% stake for ₹1,446 crore The Economic Times · economictimes.indiatimes.com ·