ガーミンは10年をかけてGPS機器からウェアラブルへと事業を移行させ、2019年までにフィットネス部門とアウトドア部門が成長の原動力となっていた。パンデミックが始まってから数か月後の2020年6月30日、同社はファーストビート・アナリティクスを買収した。これは、同社の時計の多くに心拍分析機能を提供していたフィンランドの企業である。

この買収により、ガーミンは自社製品に組み込まれた生理学的科学の部分を自社で保有することになった。それはまさに、ロックダウンによって人々が自宅でのトレーニングやランニング、サイクリングへと向かっていた時期であった。

通期決算はその成果を示した。売上は11%増の過去最高41億9000万ドル、フィットネス部門の売上は26%増の13億2000万ドル、アウトドア部門は23%増、第4四半期の売上は23%増の13億5000万ドルとなった。

2020年の売上は11%増の過去最高41億9000万ドル、営業利益は過去最高の10億5000万ドルとなった。フィットネス部門の売上は26%増の13億2000万ドル、アウトドア部門は23%増、第4四半期の売上は23%増となった。

ファーストビートの分析技術を自社で保有したことで、ガーミンはそれまでライセンスを受けて使用していた中核技術を自社で管理できるようになった。

パンデミックによってフィットネス需要が前倒しで喚起され、買収の成果は数年先ではなく即座に現れた。

ウェアラブル、サイクリング、アウトドアはいずれも同じ変化の恩恵を受けたため、一つの賭けが同時に三つの部門を押し上げた。

不況は、すでに依存している能力を買い取る好機となり得る。自社製品を支える分析技術を自社で保有したことで、需要が自社製品へとシフトするまさにその時に、ガーミンの競争上の優位性は深まった。

ガーミンは2020年を過去最高の売上と利益で締めくくり、2021年の売上を約46億ドルと見込み、全部門での成長を予想した。ファーストビートのチームはフィンランドに留まり、フィットネス部門は同社最大の事業であり続けた。

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出典

  1. Garmin reports fourth quarter results Garmin Newsroom · garmin.com ·
  2. Garmin acquires Firstbeat Analytics, a leading provider of physiological analytics for health, fitness and performance Garmin Newsroom · garmin.com ·
  3. Garmin posts fifth straight year of rising revenues with 23% jump in Q4 Bicycle Retailer and Industry News · bicycleretailer.com ·