2024年5月、オーストラリア拠点の建設・デベロッパーであるLendleaseは、国際建設市場から撤退し、オーストラリア国内の事業を中心に再編すると発表した。9か月以内に、国際建設事業の売却はほぼ完了した。Consigli Building Groupは、進行中・建設中・建設前の米国プロジェクト45件(評価額18億ドル超)を取得し、Lendleaseの米国労働力の大半にあたる約400人の従業員を引き受けた。また2025年1月、Lendleaseは英国の建設事業をAtlas Holdingsに売却する拘束力のある契約を締結した。

最初の決算は2025年2月に発表された。2025年度上半期(2024年12月31日終了)の法定利益は4800万豪ドルで、前年同期の法定損失1億3600万豪ドルから改善した。CEOのTony Lombardo氏は、グループが「グループの簡素化、リスクプロファイルの低減、より焦点を絞った組織となるための資本の再循環において力強い進展」を遂げたと述べた。同期の建設売上高は18%減少し、2020〜21年に受注した名称非公表の固定価格プロジェクト2件では、材料費の高騰により損失が残った。これは新戦略が追わなくなった種類の案件である。

この転換は、サプライチェーンの問題、COVID-19パンデミック、下請け業者の破綻が建設収益を蝕んだ5年間への対応であった。Lombardo氏は、建設事業が2025年度下半期に黒字に戻るとの見通しを示し、転換は予定通り進んでいると述べた。

2025年度上半期の利益は4800万豪ドル(前年同期は1億3600万豪ドルの損失)。18億ドル超相当の米国プロジェクト45件をConsigliに売却。英国部門の売却をAtlas Holdingsと合意。

国際建設事業は、サプライチェーンの問題、COVIDによる混乱、下請け業者の破綻により長年にわたり損失を生んでいた。

国単位の事業を丸ごと売却することで、問題案件を一つずつ修正するよりも迅速にグループのリスクを低減できる。

米国と英国の売却から再循環された資本は、より焦点を絞ったオーストラリアの開発・建設パイプラインに充てられる。

地元で勝てないものからは撤退する。国単位の事業を丸ごと売却すれば、案件ごとに修正するよりも迅速に資本を再循環できる。

米国事業の最終売却価格は非公表だった。Lombardo氏は、2件の旧固定価格案件の損失を含む2025年度の逆風が続くことを示唆したが、グループが予定通り簡素化を完了するにつれ、2025年度下半期には建設事業が黒字化するとの見通しを示した。

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出典

  1. Lendlease's focus on domestic work begins to pay off Construction Dive · constructiondive.com ·