何が変わったか
かつてインドIT業界の指標的存在だったインフォシスは、2017年までに大きく失速していた。創業者と取締役会の間の数カ月にわたる敵対関係がCEOの辞任を招き、成長は停滞していた。2018年1月、取締役会は軌道修正のためにカプジェミニからサリル・パレクを招いた。
4月、彼は「安定化」「勢いの獲得」、そして「加速」という三つの言葉を柱とする3カ年計画を打ち出した。その本質は、単なる人材派遣型の会社であることをやめ、デジタルとクラウドを原動力にすることだった。従業員の再教育、小規模なクラウド企業の買収、そして従来型のアウトソーシングではなくデジタルトランスフォーメーションにおける大型案件の推進である。
パンデミックがその証明となった。企業がリモートワークとデジタルへと一斉に動く中、インフォシスのデジタル売上高は2020年9月四半期に前年同期比(恒常為替レート)25.4%という驚異的な伸びで15億7000万ドルに達し、総売上高の47.3%を占めた。方向性を失っていたこの会社は、再び市場の多くよりも速く成長するようになった。
何を達成したか
顧客がトランスフォーメーションを加速させる中、デジタル売上高は25.4%増の15億7000万ドルとなり、総売上高の47.3%に達した。
経営危機と創業者と取締役会の断絶が顧客を不安にさせ、意思決定を遅らせていた。
パレクはデジタルとクラウドを唯一の成長エンジンと位置づけ、それを中心に人員構成を再構築した。
小規模なクラウド企業の買収と大型デジタル案件により、事業構成はより付加価値の高い仕事へと移行した。
パンデミックが企業のデジタル支出を加速させ、インフォシスはそれを取り込める立場にあった。
何を応用できるか
道を見失ったサービス企業は、前四半期の契約を追いかけるのではなく、一つの成長エンジンを掲げ、それを中心に能力を再構築することで回復する。
その後
2021年度までにインフォシスは再び2桁成長を見込むようになり、株価は再評価されて、世界のトップITサービス企業の中での地位を取り戻した。
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出典
- For Infosys, the cloud is the limit Mint (Livemint) · livemint.com ·
- Post pandemic, Infosys will start to come back to pre-Covid level growth of 9.8% CNBC TV18 · cnbctv18.com ·