2015年4月のFast Companyのオーラルヒストリーで、ヤフーの幹部たちは、同社が2014年に3億ドルの収益を上げたネイティブ広告プラットフォームGeminiをどのように構築したかを振り返っている。これはヤフーのモバイル、動画、ネイティブ、ソーシャルの集合体であるMaVeNSが11億ドルに達するのに貢献した。

マリッサ・メイヤーが2012年7月に社長兼CEOとして着任したとき、ヤフーの収益の大半は従来のディスプレイバナーから得ていたが、この事業は、付随するコンテンツの形式を取る広告であるネイティブ広告の台頭により衰退していた。記事によれば、ネイティブ広告を販売し表示するには、メイヤーの前任者の下でヤフーがこれまで構築したことのないインフラが必要だった。

ヤフー副社長のロヒット・チャンドラは、社風として巨大プロジェクトが常だったと振り返る。2005年6月に彼が加わった検索広告スタックの再構築であるPanamaは、その後12〜18か月で、広告スタックのあらゆる側面にまたがる300〜400人規模の取り組みに膨れ上がった。記事によれば、今回メイヤーはヤフーがネイティブ広告を迅速に必要としていることを理解し、すぐに膨大なリソースを投じることなく何かを動かす方法を見出した。

その結果が、コードネームMoneyballと呼ばれる18人・45日間のスカンクワークスプロジェクトだった。記事の副題は「18人の非常に多忙な人々、野心的な目標、ハワイへの無料旅行、そして新たな3億ドル事業」を約束する物語としている。これがGeminiとなり、メイヤー時代のこれまでで最も重要な業績の一つと評されている。

Geminiは2014年に3億ドルの収益を上げ(インタビューでの自己申告)、ヤフーのMaVeNS事業(モバイル、動画、ネイティブ、ソーシャル)が11億ドルに達するのに貢献した。

ヤフーの従来のディスプレイ広告は衰退し、ネイティブ広告は台頭していたが、ヤフーにはそうした広告を販売し表示する技術がなかった。

Panamaのような過去のヤフーの広告インフラプロジェクトは数百人規模に膨れ上がり、スピードを不可能にしていた。

メイヤーはヤフーがネイティブ広告を迅速に必要としていることを理解し、事前に膨大なリソースを投じるよりも小規模なスカンクワークスを好んだ。

300〜400人規模で数年にわたるインフラプログラムが社風である場合、厳しい期限を設けた小規模チームは、新規事業を始めるための最小限のものを出荷できる。

オーラルヒストリーが掲載された2015年4月の時点で、Geminiは年間3億ドルを稼ぎ、ヤフーはMaVeNS全体で11億ドルを報告していた。Fast CompanyはGeminiをメイヤー時代のこれまでで最も重要な業績の一つと位置づけた。

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出典

  1. Project Moneyball: An Oral History Of How Yahoo Built A Native Ad Platform In 43 Days Fast Company · fastcompany.com ·